夏休みの娘の宿題(理科のレポート)を添削していた。タイトルは「ペーパークロマトグラフィーを用いたインクの色素分解についての研究」だった。昨年やった研究の続き(第2弾)らしい。昨年は、水性の黒インクのサインペンのみで実験した。コーヒーフィルターを細長く切った紙に、サインペンで丸印をかき、水を吸わせその分解の様子をデジカメで撮ったり、スケッチしたりしたもの。
昨年度の結果は、黒インクは黒色のみで出来ているのではなく、黒色18%、灰色60%、青色12%、黄色10%が混ざり合って黒色サインペンの色を作っていたのだ(物差しで測り、表に記入はしていた)。
だったかな、数値の多少のズレはあるもの、こんな感じ。
今年度は、油性サインペン(ボールペン)ではどうかと、水性赤色サインペンではどうかでやったらしい。結果は、前者は変化なし、後者は仮説通り3色に分かれた。
赤15%、ピンク65%、オレンジ20%で、想像どおりの結果だった。
これではつまらないと彼女も思ったのか、今度は丸印を二つ並べて試行した。3ミリの◯を書き中を塗りつぶす。黒と赤でやってみた。彼女の仮説は、最初、ワインレッドの様な色の混じり合いがあり、その後もっと独特な色に分解されるのではないかだった。だが、結果は黒は黒、赤は赤で、単純に色素分解をしていったのである。サインペンの銘柄によって、多少の違いは見られるものの、ある一定の法則があるのではないと思った。
「へ〜、混じらないんだね、面白い研究だね」が私の感想。あとは、4カ所、日本語がおかしい所を訂正し、付箋をつけ、再度印刷をさせた。来週、理科の先生に提出予定である。
去年は、95点をつけてくれたので、今年も90点以上を母は(私は)希望している。何分、理科や数学のペーパーテストでは、60点位しか取れないので。。。
でも、いつのまに、ブラインドタッチができるようになっていた。去年までは、2本の指で(ブタちゃんタッチ)やっていたのに。。。これは成長かもしれない。
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