ワークライフバランス◯ ワークライフバランスとは
ワークとライフを充実させ、両立できる様に働き方を改革すること。
効率の良い働き方をするという事である。
◯ 企業経営の効率化と価値創造力の強化
メリハリをつけて働き、個人生活の時間を生み出す事 → 生み出した時間を使って活動をし、社外のさまざまな価値観や情報に触れる事 → 多様な価値観を仕事に生かす事 → 仕事への価値創造力を高める事、良い循環を作れるようになる事が大切だ。
◯ ダイバーシティとワークライフバランス
ダイバーシティマネージメントとは、マーケットを構成する人々の多様性を社員の構成にも反映させたほうが、マーケットニーズをよく理解でき競争有意であるという考え方である。この多様性は男性、女性とか、日本人、非日本人といった属性の多様性について語られる事が多いが、ワークライフバランスはダイバーシティよりも先を行くコンセプトだと思う。つまり本当の多様性とは社員の属性の多様性よりも生活の多様性からくる。多様な生活を通じて多様な価値観、情報、人的ネットワークを持った社員が集い混じり合って新しい価値が生まれると考える。だから、ワークライフバランスが会社の成長の源であると考えている。
◯ ワークライフバランスの進め方
残業時間の短縮、労働の柔軟化 → 今いる人員の範囲内でいかに長時間労働を是正するかという事が大切だ。1時間あたりの生産性を高める以外に方法はない。
◯ ワークライフバランス実現のための取り組み
業務の廃止、業務プロセスの簡素化、仕事の配分や社員の配置の見直し、社員の時間意識/タイムマネジメントの強化、個人の能力アップ
具体的には、業務の廃止は、仕事の棚卸をして、優先順位の低い仕事は思い切ってやめて、仕事量を減らす。業務プロセスの簡素化は、IT投資をして作業を標準化、合理化する、決済権限を現場に下ろす、会議の持ち方、資料の作りかたの見直し。
◯ 女性の育成、登用のためのポジティブアクション
当社では、政府目標をいかに早くクリアできるかという視点から、女性リーダー比率30%を達成できるのは2013年と見込み、これを社内外に公表している(現在は20%程度)。
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