キャリア教育の原点は、魚つりの方法を学ぶ事だと思っている。魚を切り身にして分けてあげる事ではなくて、魚のつり方を教えてあげる事だ。全ての人が船を沖まで出す、海釣りが適しているわけではなく、人によっては、川や河、釣り堀の様な所などが望ましい人もいる。それを専門家が示唆してあげなくてはいけない。場所によって、釣れる魚も違うので、調理の方法なども変わってくる。刺身や焼き魚が適している魚もあれば、煮魚や揚げ物、干物にした方がよいものもあるのである。
人によって、千差万別だが、適した方法を伝授する事が必要だ。だから、遅くても、キャリア教育は中学から高校の時期に適切な教育を、親子共々受けていなくてならない。大学の就職課に来て、慌てて知識だけ吸収して、面接の練習のみしても、それは「畳の上の水泳」にしかならないと思うからである。
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