今日は、久しぶりにお勉強会に行っていた。
東大駒場先端研の中邑先生の一般公開シンポジウムに参加。
「障害のある児童生徒/学生の受験における光と影」
近藤先生がずっと、司会をされていた。
色々な先生やスカラーさん達がお話をして下さっていた。
記憶に残っているのは、筑波大学障害学生支援室教員の青柳先生(視覚障害をお持ち)のコメント
障害学生は、以下4つの事が出来ている事が望ましいと。
○ニーズの自覚が明確にある
○自分を取り巻く支援体制を把握している事
○それらスタッフのコーディネート能力を持っている事
○支援者とのコミュニケーション能力がある事
だそう。。。
確かにその通りなんだけど、軽度発達障害の場合は、この3/4番目は難しいかなと思った。
あと、障害大学生のスカラーさんの中で、1人、ルーテル学院大学に通われている盲聾障害の男性がすごく記憶に残っている。手話通訳の女性2人が1時間半つきっきりで通訳をしていた。触手話っていうんですかねぇ、手の甲の所をトントン叩きながら手話の内容を伝えているようで、ご自分がしゃべる時には普通の手話を顔の前でされていて、それを通訳の人がマイクを使って言語化していると言う物。正直、こんなに障害が重いのに、どうしてまた、大学にいく必要があるのかと考えてしまった。だけど、行っている大学が宗教系の大学で、尚学科が社会福祉だったので納得してしまった。大学側は健常で能力は高いがモチベーションの低い普通の学生を採るよりかは彼を採って学ばせたかったのだろうと。。。
何だかわかんないけど、感動したなぁ、久しぶりに。
でもこの方は見えるコミュニケーション障害、見えないコミュニケーション障害と言われているのが、発達障害なり精神障害なりと言われている方達。見えない障害の方はもっと高度で見えないコミュニケーション支援が必要になるんだけど、まあそれをやっている専門職の中の1人なんだけど、私も。
これは分かる人には分かるけど、分からない人には分からないだろうから、訴えていくのが難しいのだろうなあと。。。
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