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村上ラヂオ/ちょうどいい

久しぶりにアンアンを買って、寝る前に読んでいた。その中に村上春樹さんのエッセイが(今回#76)載っていた。「あら、この文章いいじゃない」と思って読んでいたら、最後の所に。
文 村上春樹
と書いてあり、「だよねぇ」と思って納得したんだけど。

(an.an #1724 2010.9.15から一部引用)
僕はもうなかなかの歳だけど、自分のことを「おじさん」とは決して呼ばない。いや、たしかに事実的にはおじさんというか、じじいというか、間違いなくそのあたりなんだけど、自分ではそう呼ばない。なぜかというと「私はもうおじさんだから」と口にした時点で、人は本物のおじさんになってしまうからだ。
女性の場合も同じ。
<中略>
いずれにせよ僕にとっては「ちょうどいい」というのが人生のキーワードになっている。ハンサムでもなく、脚も長くなく、音痴だし、天才でもないし、考えたら良いところなんてほとんどないようなものだけど、でも僕的には「これくらいでちょうといいと言えば、ちょうどいいかなあ」ということになる。
 だって女性にやたらもてたりしたら人生が何かと紛糾するだろうし、脚が長くたって飛行機の座席が窮屈になるだけだし、歌がうまかったらカラオケで歌いすぎて喉にポリープができそうだし、下手に天才だったりすると才能がいつか枯渇するんじゃないかと心配しなくちゃならないし。。。なんて考えだすと、今あるままの自分でけっこうじゅうぶんじゃないですか。とくにこれといって不便でもないし。
 そういう具合に、「このへんでちょうどいいかな」とゆるく思えるようになると、自分がおじさん(おばさん)かどうかなんて、どうでもいいことになってくる。何歳だろうがそんなこと関係なく、ただの「ちょうどいい」人です。年齢についてあれこれ感じるところのある方は、できるだけそう考えるといいと思います。場合によっては簡単じゃないかもしれないけど、まあお互い、がんばりましょう。


だそう。。。足るを知る(この字だっけ?)的なエッセイだよね。春樹さんらしい、自然体の文章。だから上手くて当たり前か。

しかし、何で、こんなちゃらい雑誌に連載されてたのかしら。。。

彼らしいけど。


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