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間主観性

心理/教育系の人は、周知の言葉だが、「間主観性」、やはり大切だよねと思って、ちょっと資料など見ていた。

間主観性とは。。。フッサール.Eの現象学の基本概念である。世界の意味了解は、近代的、合理的、普遍的な認識主体としての、個人の主観においてなされるのではなく、超越論的な場における他者と共同体の構成という、複数の主観の共同化による高次の主観においてなされるとした。臨床心理学においてもサリバンの「関与しながらの観察」やストロロウの「間主観的アプローチ」に見られるように、クライエントとカウンセラーの共生的二者関係の基礎概念となるもの。

だそうだ。

例えば、カウンセリング場面のおいて、クライエントAさんは「Aだ」と主張する。カウンセラーBさんは「Bだ」と主張する。これを続けていても噛み合ないので、BさんはAさんの主張を受け止めて(受け入れてではなく)いく。そのうちにAさんとBさんの共有する時空間は、A+Bの内容になってくる。その後、Aだけの内容がなくなったのを確認し、Bの主張をしていく。その結果、同じ時空間に共有される感情や概念は、A+BかつA<Bの内容に落ち着く事になる。この内容や経過の事を間主観性というのである。

でも、その時のカウンセラー側の基本姿勢としては受容、共感、自己一致ができるパーソナリティになっている事が必要とは言える。基本をおさえるトレーニングはやはり重要であるが、教育、心理系の人はお勉強がお好きな先生が多いので、そのトレーニングのやり過ぎ感があるので、そのバランスを検討する事が必要である。

そもそもトレーニングとカウンセリングだけやっていれば、クライエントが改善するかと言えば、否ですが、それも含め複合的なもので結果は出ると考えている。

だけど、カウンセリングアプローチの基本概念は重要ですよねというお話。

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