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見えない教育

10年以上前に大学院に通っていたのだが、そのゼミ「幼児教育社会学」「保育環境運営論?」辺りの資料になっていた、バーンスティン(Bernstein,B)の「見えない教育」を思い出した。(昨日、娘と中国語の授業を受けたからかもしれないが)

その当時の日本の学校教育の指導要領などを批判するために、先生が研究されていたものらしかった。カウンセラーになろうとしていた私がその当時参加していたのだが、納得する物が多かった。

内容は。。。
保育者と幼児との二者関係の位階的関係が暗示的で、順序規則や基準が暗示的な場合、このような教育は「見えない教育」と呼ばれている。この「見えない教育」は伝達者である教師にだけ知らされており、習得者である幼児には「見えない」という意味を含んでいる。保育者と幼児との位階的関係や順序規則や、基準が明確的な場合を「見える教育」の特徴と捉える事ができる。保育者と幼児との位階的関係や順序規則、基準が明示的なこの「見える教育」の場合、外的所産すなわち成就できたこと(performance)が強調されるのに対し、「見えない教育」は習得者である幼児の内面的な認知、言語、情愛的かつ動機的な手続きに強調点がおかれる。

「見えない教育」の特質であるハイアラキカルなルール(上下関係など)や組織構成の原理や諸々の基準などの原理は、社会言語学や文化人類学、ゲシュタルト学派や精神分析学などから派生した発達理論にもとづいている。

要約
暗示的な階層位階的な関係 hierarchical rule
暗示的な順序規則    sequencing rule
暗示的な特定な基準 criterial rule

implicit rule( Invisible)は、explicit rule(visible)よりも教育のレベルは上とされている。やってみるとわかるが、難しいし時間がかかるからだ。だけど、目に見える技術のみを教える先生の方が高い報酬を得られているのも、経済界の中では多く見受けられる。いかがな物かとか何とか、その当時の先生は言っていたような気がする。

インプリシットルールは、どこか、そのフィロソフィーやセオリーみたいな物が基本にあって、そこからルールや教育理念が作られ実践に移されている所があり、そこが醍醐味ではある。だけど、それをお金の方のルールにつなげようとすると、繋がらないのだろうなぁ。。。特にその当時の経済界や公立学校教育業界ではダメだったのだろうと。

私はすごくその当時、感銘を受けたんですけどね。。。。

もう、古典なんだろうけど(この時点でもそうかもしれないけど)。

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