働き続けて行くためには、ルールやマナーを守れるようになる事が、一番大切だと、私は思っている。ルールは誰でも100%守らなければならない。マナーも基本は同様だが、技術職/専門職の人は75%位でも良いかもしれない(高い技術が企業に提供される事によりフォローできる事も多いからだ)。
以上が生活(支援)のレベルで出来ている人は、短いトレーニングで(人によってはトレーニングなしでも)、就労(支援)レベルにおいても、マナーをビジネスマナーに変えて実行できる事になるので、適応は高い。
例えば、中学生/高校生が、友人の家(友人の親の所有物)に遊びに行き、玄関を入る時には「失礼します」だし帰る時には「失礼しました」がマナーとして必要だ。また、何かを食べたら「ごちそうさまでした」(ごちそうでなくても)だし、何かをしてもらったら「ありがとう」(有り難くなくても)が必要になる。
トイレを使う時は「トイレを貸してもらってもよいですか?」と許可を取って使わなくてはならないし、そのトイレがすごく狭かったり、汚かったりしても汚ねえし狭いしとか、ネガティブな事は言わずに「ありがとうございました」の一言だけ言って部屋に戻ってくる、どうしても食べられない物を出された時には、「これこれこういう理由で食べられません、ごめんなさい」というのが、生活レベルのマナーである。
このレベルの事が75%以上(最低でも)できる様になってから、就労支援の所に来てくれると数ヶ月で企業につなぐことが出来るので、適切なんだけど。生活支援のレベルのマナーが30%以下の人も、多く見受けられるのだが、こういう人は、年単位のトレーニングやカウンセリングが(人によっては治療も)必要になる。
学校では教えてくれない事なんだけど、社会人(就職するには)になるためには、必要な事なんだよね。
という事実を、今の若年層の人達はどのくらい、知っているのだろうか。。。
PR